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・自動位置通報を含め、保安関連通信以外のすべての通信をサポートする。
・音速以下の自動ドップラーシフト補正
・取扱いメッセージの文字数は32,000まで

 

Aero−Cは蓄積交換方式(発信から着信まで5〜10分程度)の低レートデータ通信サービスであるため、緊急を要さないノータムやテキストベースの気象情報等のやりとりが可能である程度であるが、利用料金が約30円/256bitと低いほか、機上のアンテナが非常に安価なものになるという利点がある。用途によっては使用可能であると考えられる。
Aero−Lはリアルタイム双方向データ通信が可能であるが、600/1200bpsと伝送速度が遅いことから、音声や画像データの送受信を行うのは困難である。次に述べるAero−Iに比べ用途は限られてくるが、このサービスも安価であるという利点がある。
Aero−Iでは、スポットビーム内で4800bpsパケットデータ通信が可能であるとともに、音声通信を行うことも可能である。これにより日本国内を合むスポットビームのカバレージ内では、画像データのやりとりもある程度可能となるほか、管制通信を行うことも技術的には可能となり、適用範囲は飛躍的に広がることが予想される。ただし、Aero−Hよりは低価格となるものの、現状ではGA向けとしては決して安価であるといえるものではない。端末が量産され、低価格化が進んだ場合、将来的な音声通信への対応や画像送受信の実施を行うことを考えあわせると、このサービスと同形態の衛星通信を行うことが望ましいと考えられる。
Aero−Hでは、Aero−Iよりもさらに高速な通信が実施できるとともに、グローバルビームのカバレージ内であればサービスの享受が可能である。しかしコスト面に問題があるほか、一般にはアンテナも大型であるため、GAへの装着が困難である。

 

(b)サービス提供事業者
INMARSAT−3の航空地球局(地上局)およびその運用者は以下の通りである。
AOR−E
英国Goonhilly,BT
ノルウェイEik,Telenor
フランスAussaguel,France Telecom
イタリアFucino,Telecom Italia
AOR−W
英国Goonhilly,BT
ノルウェイEik,Telenor
カナダLaurentides,Teleglobe
米国Southbury,Comsat

 

 

 

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